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いけばな随想
diary

仕事量 250511

2025/5/12

 あー疲れた疲れたと一息ついて、今日も仕事頑張ったなーと自分をねぎらう。仕事の頑張りは色々な方法で測ることができる。肉体や頭の疲労度がいちばん直接的で主観的、かけた時間がいちばん客観的なような気がする。もっと本気で考えると、消費カロリーや販売数や売上額も関わりそうだし、かけた時間の長さよりは集中度の高さの方が説得力があるかもしれないと思ったりキリがない。
 ほかに原材料の数量でも測れそうだ。いけばなは、出来上がりの花材の量からその仕事量を推測できると思われるかもしれないが、例外も多い。大きな枝を切って切って切りまくり、結果小さい作品になるというケースは多々ある。だから、仕入れ花材の量から測る方が、格闘の過程を含めて推量しやすいのではないだろうか。
 まだ若い中年だった頃のいけばな展では、制作は2~3日間半徹夜の短期決戦が多く、本業の仕事に支障もきたしていた。今は制作に余裕で1ヶ月くらいかけられるものの、時間があるから出来がよいとは限らず、集中度の高さも必要だし、何なら仕入れ材料の金額も仕事量に換算したいところである。

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