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いけばな随想
diary

思わぬ出会い 260129

2026/1/30

 SNSやマッチングアプリによる出会いは、自分からのアクションで出会うタイプも人数も自分で制御できる。メリットも大きいが、出会いの範囲に意外性が起こりにくいという面も否定できない。
 昔は、結婚関係、仕事関係を問わず、リアルな出会いの場があった。業務上は、こんにちでも同業者同士では協同組合などがあるし、商工会議所、商工会、経済同友会、ライオンズクラブ、ロータリークラブ、倫理法人会等々、先輩企業が結び付きを活発に取り持ってくれる異業種交流の場がある。
 そういう会に入りたくても入れない人は、それなりの異業種交流会を自分で立ち上げた。そんなインフォーマルな会には規約もなく、ただ飲み会で騒ぐだけというものも少なくない。それでも有難かったのは、思いもよらない人に偶発的に出会うチャンスがあったからだ。
 いけばなの地方組織が硬直化するのは、同業で凝り固まっているのと、おこがましいメンバーが閉鎖的に他を排除しがちなことによる。新しい風が吹きにくいということに尽きる。期せずして襲い来る自然災害は御免でも、思いがけない出会いは楽しい。

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