植物と人間 250822
2025/8/22
植物との対話は、人間である自分のペースで回していける。庭木は、枝が伸び過ぎたり病気にかかったりもするので、放っておけなくて急いで対処しなくてはならないこともありはする。だけど、さあ、すぐに取り掛かりなさい、さあ、明日までに頼みますよ、という慌ただしさはないから助かる。
切り花の場合は、鮮度の問題があるから急ぎ気味で取り掛かる。とはいえ丸1日は待ってもらえる。水替えや切り戻しを前提にすれば、もうちょっとちょっと待ってもらえる。
けさ知人からの電話があって、ある人に連絡を入れて欲しいと言う。感覚的に、それは今日中にやった方がいい案件だ。私の苦手とするところは、人の気持ちにも鮮度があるということに付き合わなくてはならないことだ。生身の人間の気持ちの鮮度は、植物のように徐々に枯れたり腐ったりというのではなく、ある臨界点でストンと落ちる。人間の気持ちは、いつも断崖絶壁に直面していて、落ち始めた気持ちはもう助け上げることができない。
自分の気持ちを切り換えて、何かが終わらないよう5~6時間の内には電話をしなければなるまい。