流れで、いける 251129
2025/11/29
テレビの「プレバト」で、一筆書きをやっていた。2~3分で仕上げるところに妙味があって、丁寧なデッサンで仕上げるのならば一筆で描く必要はないという開き直りだ。コツは省略にあるという。
石丸繁子書道展に行った。今日も正岡子規の俳句を、前回同様タンゴの曲に合わせて2分30秒で揮毫した。一筆書きでなくとも、音楽に合わせて書いているから、流れが連続している。前回は動画を撮るのに集中して流れを体感できなかった反省から、今回はスマホを持たず肉眼と肉体で鑑賞した。ご本人も語っていたのは、あらかじめゴールが決まっているわけではなく、練習(シミュレーション、下書き)を70回は重ねたが、本番のライブは本番の流れで出来上がったということだ。
いけばなにも、ゴールイメージはある。しかし、油絵のように時間をかけるものでも、下書きを重ねて臨むものでもない。分かっている結果を目指して進むのではなく、むしろ自分にも予想できない無人島に漂着できれば幸いとでもいうような航海だという醍醐味だ。
前の一手から次の一手へ、不確定な連続技でいけばなは出来上がる。