節分 260204
2026/2/5
2月3日は節分ということに、今日気付いた。子どもとの関りが薄れてしまった証拠である。「鬼は外、福は内」の掛け声と共に豆を撒くのは楽しかったかどうか、鬼のお面を被った大人が逃げる役を担っていたのだったかどうか、自分が子どもの頃の記憶もおぼろげだ。
言いがかりのようなことを言うと、桃太郎の話にしても鬼は悪であり、水戸黄門やウルトラマンが闘う相手にしても、権力を振りかざす地位にある者や宇宙人は危険極まりなく、勧善懲悪こそが正しい道だというような気配が世の中に蔓延していた。
そして、大人になったからには真面目に働いて、働いて、家族や社会に尽くすのが正義である。家も乗物も家電もインフラも、機能的で経済的なものこそが正義である。そう仕向けられてきたし、自分もそれに加担してきた。
しかし、本当に鬼は悪者か? 鬼を駆逐しようとした小市民的日本人こそ、「無知は罪」と断罪されるべき張本人ではないか? 暇人になると、面倒臭いことをゆっくり考える時間があるし、いけばなを落ち着いて続けられる余裕もあるというものだ。物事を単純化してはいけない。