自然の枝、栽培の枝 251208
2025/12/8
一昨日は知人の山へ入り、今日は別の知人の葡萄畑に入った。花材の高騰が甚だしいので対策を考えたくて、知人を標的に現地視察を敢行したのだ。今日は、まず、山の自然の枝に対して賛辞を述べたいと思う。
特にサンキライが素晴らしい。シュロや玉椿、野茨などに絡みついてサンキライのジグザグの枝が伸びている。枝が細いため、密生部分の絡まりをほどくことが極めて難しい。ネックレスの細いチェーンや毛糸のもつれがほどけないのと同じである。
足元の向こうは谷に向かって急傾斜なので、手を伸ばして野茨を用心深く切りながら、サンキライの枝を引っ張り出す。手が届く限界でハサミを入れると、欲が祟って途中がねじり折れてしまったが、3メートル余りの枝が取れた。
流通の関係で、花屋で見られるサンキライはたいてい1メートル足らずである。しかも、ジグザグではあっても直線的な物が多い。ところが、自然界のサンキライは伸びられるだけ枝を伸ばし、それ以上は宙に浮いて不安定だとわかると、Uターンして自分の体を支えにしてでも伸びている逞しさ! 曲がったことが大好きな奴だ。