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生きているから変化する

いけばなは、生長しつつある植物も、
枯死しつつある植物も使います。

どちらも生命を感 じさせてくれる点で、
同じように美しい。

枯れつつある姿を生きている証拠として
大切に扱う枯れ物と呼ぶ花材も
あるくらいです。

長持ちしないから、
はかないから、
一期一会だから、
いけばなはその瞬間を大切にします。

花材を切っている写真
花材を矯めている写真
花材を留めている写真

切る

kiru

切らないということは「花は野にあるように」に通じます。 人為を避けて切らないでいることは、ありのままの自然の 一部でいさせるということです。切ることは、 自然から離れて一人立ちした“俳優”に育てるようなもので、one of them から only one  にすること。

矯める

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矯める(ためる)とは曲げること。一般に矯正とは、逸脱したものに社会性や“普通”を取り戻すことだけれど、いけばなで矯める(ためる)とは、逆に自然そのものから積極的に逸脱していくこと、あるいは、自身が自覚していない「らしさ」を引き出してあげることです。

留める

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盛花(もりばな)は剣山で留めます。投入(なげいれ)は少し難しく、直留(じかどめ)や添木留(そえぎどめ)など、いくつもの技術があります。自動車の運転における基本技術は、走る(アクセル)、曲がる(ハンドル)、止まる(ブレーキ)の3つですが、いけばなの基本技術は、切る・矯める・留めるで、うまく留められると、大抵うまく進めます。

型があってこその自由