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いけばな随想
diary

コンディションづくり 240824

2024/8/24

昨日、特定健診に行った。私は既往症のため毎月かかりつけ医に通っているので、年1回の健診は安心のための行事だ。

検査前の看護師の問診は、通り一遍の質問に通り一遍で答えて終わりにしてしまうこともできたが、「ほかに日頃気になっていることはないですか」と聞かれ、「腹回りが……」と言うと「お腹回りですねえ……」と復唱され、「注意しましょうか」とにっこりされて終わりだった。

いけばななんか、そんなに体力を使ったりしないだろうと思われる節がある。それは間違いだ。テレビを見るのだって、背筋を伸ばして座っているだけでしんどい時もある。体調が優れないとモチベーションは上がらず、体を動かすことも頭を働かせることも億劫なのだ。検査後に20年来の医師の問診で、「胸やけと、足先のしびれと、肩こりと……」と言うと、「どんな感じ?」と聞かれて細かく答えたら、「数値的には問題ないし……、まあ、様子見ましょう」。

病は気から、というのは若い頃の話で、歳を取るとすべては体からで、数値の問題ではない。体調を整えないと、いけばなですらまっとうにできない。

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