私という畑 250713
2025/7/23
私という畑に「いけばな」の種が落ちてきたのは25年前。それから芽が出て双葉になるまでは早かった。この調子でどれだけ生長できるのか、巨大木セコイアみたいになると家の中には収まりきらないぞと自惚れていた。
しかし、人生はそう易々と結果が出るものではなく、10年くらいのスランプの後に1度、また10年くらいして1度と、ちゃんとした成長期が2度くらいしかなかったので、私の「いけばな」の双葉は、やっと草の姿になった段階で、まだまだ太い木の幹になるには時間がかかりそうだ。
いけばなの技術は、私が初めから持っていたのではなく、後から教えてもらった。花に対する興味もそんなに強くなかったところに、楽しみ方を教えてもらった。私という土壌にそうした肥料が蒔かれたのだが、土壌そのものが耕されていなかったので、草になってからの生長は遅かった。
知識や技術という肥料を蒔くならば、自分という土壌の土を掘り起こしておかなければならない。その耕した土に、見たもの、聞いたこと、気付いたことや考えたことなど様々を、楽しみながら混ぜ込んでいきたいものだ。