乱立する流派の未来 251119
2025/11/20
高度成長期、人口が増え、高校も高校生数も増えた。塾も習い事の教室数も増えた。社会的にも、仕事が細分化され各業界でプロフェッショナルの職人技が磨かれた。
ところが、日本は人口減少に転じた。高校の統廃合や定員減少が進み、松山商業高校も1学年11クラスが9に縮小。生徒減少に伴い教員数も減少したからか、部活動も統廃合され、華道部・茶道部・琴部は日本文化部になった。
人口が増えると、様々なジャンルで多様化、分散化、専門化が進み、人口が減ると縮小化、統合化、総合化が進むというのが当たり前。しかし、例外はある。松山商業高校は4つも科があって、商業科はたった2クラスだ。また、いけばな界でも、流派の数はあまり減ることなく続いているかわりに、1流派1教室の人数は減っている。
それぞれの流派の理想が異なり、その独自性をアピールし続けなければならない宿命はあるだろう。しかし、いけばな文化を継承するためには大きく協同して入門者を増やすしかない。共倒れになるかもしれない危ない橋をバラバラと渡るのは、多党乱立の政界も含めて日本のお家芸だけど。