商神祭 251205
2025/12/5
松山商業高校の文化祭は商神祭と名付けられていて、毎年この時期の開催だ。商いというのは、お金を払う者と商品を売る者とのコミュニケーションで、その関係がより良くなるなるように差配しているのが商神なのだろうと勝手に思っている。その商神との交歓の場が商神祭だ。
今年の華道部員は17人。昔はもっとたくさんの部員がいたと聞く。商業高校から直接就職する生徒も少なくなってきた。かつては、百貨店や銀行などに就職して、企業の華道部に所属することも普通にあったとも聞く。
さて、いけばなの起源説のひとつは、神様に降臨していただく依代として竹などを立てたことが原形である。その流れを引けば、いけばなは商神を招き入れるために重要な役割を演じていると考えられる。高額商品を扱う店頭には、だから今でもいけばなが凛と座っている。あれは単に艶やかな花がお客様をお迎えするだけでなく、神様をお招きして、おろそかにできない商談の場を浄めるためでもある。
唯一絶対神に対する信仰はない。しかし私も、事あるごとに「神様、仏様!」と連呼する典型的な日本人の1人である。