プロとアマ 251211
2025/12/12
特にスポーツ界では、プロとして活躍できる期間が短い。しかし、ホームランを打ったり、ノーヒットノーランを達成したりすると、そのインパクトは自他ともに大きく記憶に残る。活動記録としては、短い時間軸の上に大きな波形が記される。
いけばな界では、プロとして立つ人が少ないだけでなく、立ったとしても、一握りの人を除いて年齢を重ねてからのことになる。だから、プロとして活躍できる期間はやはり短い。
ただ、スポーツ界では、プロを退くとき「ハイ、今日の試合をもって引退します」というようにスパッと終わりを迎えるが、いけばな教授の場合は、人知れずいつの間にか引退しているケースが多い。野球のホームランやノーヒットノーランのようなインパクトは望むべくもなく、活動記録としては、短い時間軸の上に小さな波形が記される。
教室を開いて生徒をとる業態は、現代に生業として成り立たせることは難しい。施設や店舗の装飾や冠婚葬祭での案件を請け負う機会も、コロナ禍を境に一気に減少した。この隙に、そういう場でアマチュアがプロと肩を並べて活躍できる可能性は大きい。