やさしい日本語 260119
2026/1/19
インバウンドの受け入れ側としては、英語をはじめとして中国語や韓国語などでおもてなしすることができれば、お互いに幸せなコミュニケーションがもたらされる。もし外国語を使うことができない場合は、「やさしい日本語」を使うことで、相手との距離はわずかでも縮まりそうだ。
いけばなを始めた頃、理解できない言葉があった。「水切り」とか「矯める」もそうだ。言葉そのものが解っても、それがどういうことを指しているのか、また実際にはどうすればいいのか、言葉の表面的な理解とその奥の内容の理解と、両方を解決させないと“わかった!”とはならない。
おそらく「水切り」は、これ以上やさしい日本語に置き換えることはできない。それでは、「矯める」を「曲げる」というやさしい日本語に置き換えたらどうだろうか? いけばな歴25年の現時点での結論は、「ノー!」である。なぜなら、矯めるという言葉には、単に曲げるだけに留まらない、目的の形に整える意思が強く含まれるからである。
やさしい日本語と、理解を促進する日本語とは違う。また、単語理解だけでは心許ないことも多い。