〇〇馬鹿 231227
2023/12/30
「正直者は馬鹿を見る」というのは間違っている。
馬鹿といえば、「〇〇馬鹿」と言われるような人が散見される。半分尊敬の念を抱かれながら、半分は呆れてしまってもう手が付けられないというような、肯定と否定が半ばするような相手に使われる。
私は、自分が馬鹿になりかけているからわかるけれど、ビジョンのない馬鹿と、ある馬鹿がいる。この1年、私は前者だった! と先日反省したばかりで、来年は何としてもビジョンを持った馬鹿になりたいと思っている。
確かに結果は大事ですよ! しかし、ビジョンに基づいた行動を取って良い結果が得られたら万歳でしょうけれど、考えもなく起こした行動で偶然に良い結果が得られても、驚きはしても喜べないではないですか? そこに再現性が期待できないという点で。
いけばな普及のビジョンと仮説とに基づいて、具体的な計画と数値に落とし込んでいくという、どちらかといえば営業的な感覚で取り組む来年にしたいものだと、そんなことを考えている年の瀬です。
馬鹿にも正直者にも、営業力がないのであるが、「馬鹿は自分に正直な者である」。