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いけばな随想
diary

いけばな展の搬入 240416

2024/4/22

 日本いけばな芸術協会の展覧会(会場は大阪髙島屋)に、初出品だ。草月流の愛媛県支部から、3人での合作出品。6日間を前期と後期に分け、日本中のいけばなの流派から、のべ300点以上の作品が出る。
 今日は前期のいけこみ日。搬入口、バックヤードから展示会場まで大いにごった返した。私の経験上、最大の会場、最大の出品数のいけばな展なので、かなり不安はあった。ところが、実際の混雑ぶりは不安どころの騒ぎではなく、びっくり仰天!
 よい作品をつくるためには、花材持込のしっかりした段取り、花器への給水や廃材の処理の具体的な準備、展示台が汚れない作業をしなければならないこと、両隣のチームに迷惑をかけないこと、限られた短時間で作業を終了させることなどなど、当然心構えはしていても、現場の混雑があんなに足を引っ張るということまではイメージが足りていなかった。
 イメージできないことは、当然マネジメントできない。経験がなくてもイメージできることはあるだろうけれど、いけばな展に関しては、1度は経験しなければ、はっきりイメージできないことがわかった。

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