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いけばな随想
diary

ひろげさがす 240204

2024/2/5

今日は、草月の昇格認定試験だったが、筆記試験の花型図で失敗した! 知識がちゃんと身に付いていなかったからからである。出直しが必要である!

私はこの数か月、いけばなを軸にあれこれ考えてきた。ここに至っても、あれこれ考えることには諦めがついていない。一点集中で考えるやり方はあるだろう。しかし、性分としてあれこれ考えてしまう気質は入れ替えがきかなさそうだ。

芸術としての位置づけを自分なりに考えてみたし、生活文化としての捉え方もしてみた。音楽やダンスなどとの関連性や、俳句的な性質を思い描いたり、書との響き合いも試したりした。しかし、それらはすべて、いけばなとの関係においてのことである。気持ちはピュアだ。

昔、「読売アンデパンダン展」というのがあって、間接的に知っている。無審査美術展なので、主催者の考えが及ばない作品が出品されるなど(腐って異臭を発するなど)収拾が付けられず、結局開催されなくなった。

糞味噌ごっちゃにしていくことは避けるとしても、空気清浄機で浄化するような、排除につながる“無菌いけばな”になることは避けたい。

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