外国語いけばな 250727
2025/7/31
外国人へのいけばなの体験機会を、何度か提供してきた。語学力のなさを痛感しながらも身に付けようとまでは思わないのは、年齢ゆえのことである。そんな言い訳をすると、みんなから言い訳自体をばかにされる。
それはともかく外国人は、私の発する単語と身振りからあれこれ連想を広げてくれるから、実はやりやすいとも感じている。
日本人に対しては、どうしてもそこに油断が生じ、説明が大雑把になりがちだ。相手は私の言葉を全部わかってくれるだろうという甘えた前提でいるから、つい観念的な言葉も使ってしまう。聞く方も、日本人同士だから体裁を気にして、わかっていなくてもわかった顏をして、掘り下げた意味を質問せずに流してしまう。こちらは、専門用語も噛みくだかないまま喋ってしまうし、相手も、賢そうな表情でフンフンと理解したふりをする。
このように比べてみると、語彙力や語学力の問題ではなく、想像力や互いに理解し合おうとする熱意の方が、いけばなに対する理解も断然早くなるという気がする。みんな互いに外国人だと思う方が、コミュニケーションが進展しそうだ。