遠い祖父へ 251227
2025/12/28
昨晩、姪と焼鳥屋へ行った。心根のいい姪なので、妻がとても気に入っている。その素直な性格の血筋を遡ると、半分は父親である私の弟で、さらにその半分は私の父、さらにまた半分は私の祖父からやって来たものだと考えられる。
祖父が育てていた庭木の半分以上は果樹だった。柑橘栽培の専門家だったので、それは趣味というよりも仕事の延長でそういうふうになったのだと思う。それで、純粋な趣味としては盆栽をやっていた。
先日、母の十七回忌を済ませるとき、母が他界した際のことを思い出した。祖父から父へ受け継がれていた盆栽の数々を、父が他界して今度は母が世話をしていたものだ。私はそれらをしっかり育てる自信がなくて、祖父の代から馴染みの庭師を呼んで引き取ってもらった。
盆栽はなくなったが、蘭のいくつかの鉢と果樹以外の庭木は、柘植と白椿を枯らした以外は何とか生き残ってくれている。結局いけばなをする身になった私にも、四分の一くらい祖父の血が入っていたということか。いけばなを始める前に盆栽に目覚めていたら、今ごろ高値で売れていただろうことが惜しまれる。