「いけばな」は消費する文化 200401 2020/4/1 服を買う消費。服が残る。 肉を買う消費。肉は残らないが、腹に入って体をつくる。 花を買う消費。花は残らないし、作品も枯れるし、写真しか残らない。 写真以外に何が残るのか見つけられた人はまた花を買うし、その花と時間を消費して何かを得た気分になるが、何を得られたか明言できる人は多くない。 消費のしかたに文化は表れるもので、生産の現場では文化が嫌われ者の役を演じることがままある。